第177回 東京日曜地学ハイキング 「真鶴半島の地形・地質と穿孔貝をたずねて」に参加して
- 2015/07/14
- 01:14
第177回 東京日曜地学ハイキング
「真鶴半島の地形・地質と穿孔貝をたずねて」に参加して
生命の星・地球博物館笠間学芸員から、地学団体研究会主催の観察会にお誘い頂き、地元真鶴から貝サポメンバー4名が参加しました。
他の参加者は遠方からも訪れており、最高齢は80才、子どもも含む28名で岬を巡り、新たな視点で真鶴の素晴らしさを感じることができました。
地質・地形から地球の歴史や人々の営みを知ることができ、驚き・感動・興奮の一日となりました。
講師の先生方、研究会スタッフの皆さんには大変お世話になりました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
(刀称由美子)
**************************************************************
2015年6月21日(日)10:00~15:30
ケープ真鶴→番場浦→三ツ石海岸→ケープ真鶴→遠藤貝類博物館
講師:埼玉県立 浦和工業高等学校 千代田厚史先生
神奈川県立 生命の星・地球博物館 笠間友博学芸員
メンバーの感想:
穿孔貝という言葉は初めてで、いったいどんな貝なんだろう?と…参加してビックリ!
久々の感動を味わいました。穿孔痕・ポットホール・ノッチ・海岸の様子も新しい発見です。
真鶴で想いのほかロマンチックな気分に!
一足先に戻りましたがもっとお話しを聞きたかったです。
後日、真鶴図書館に寄贈された千代田先生の本を拝読させていただきました。
(貝サポ 柴山良江)
普段は気にせず歩いている場所ですが、先生方の説明を聞くことで、今の景観には意味があることを知り、理解できたことで面白みや興味もわいてきました。
「そうなんだ!そうだったんだ!!」と理解が深まり、仕事では使わない知識を教えて頂くことで、正に「学者!!??」になった気分です(笑)。
天候には恵まれませんでしたが、できることならもっと時間をかけて散策できたら、もっともっと、私の知らないことをお聞きできたのではないかと、とても残念でした。
また、9才になる子どもも一緒に参加しましたが、子ども達が楽しめる様に釣りや顕微鏡も準備して頂いて、とても良かったと思います。
残念ながら、釣りでは坊主でしたが(悲)。機会がありましたら、また参加したく思います。
先生方、準備されたスタッフの皆さま、ありがとうございました。(貝サポ 刀称準)
カモメ貝やイシマテ貝の穿孔貝の石の中で暮らす不思議な力に貝って面白いなと思いました。
自然のパワーで岩や石まで削って形を変えさせてしまうので、すごい!!です。
真鶴の溶岩のことは、勉強しましたが、真鶴軽石層は今日初めて聞いたのでもっと詳しく勉強したいです。 (貝サポ・子ども探検隊 刀称秀篤)
<ケープ真鶴にて>
出発前に穿孔貝・箱根火山・真鶴溶岩や一日の行程の説明。

<番場浦海岸にて>
岩の下部が波と石に削り取られえぐれている
ノッチ

イシマテ貝による穿孔痕

採石場跡


ポットホール

ポットホールの周りにもイシマテ貝の穿孔痕が多く見られました。
大きな穴の中に石が入っている様子がわかります。


<潮騒遊歩道にて>
笠間学芸員より真鶴溶岩の節理の様子・三ツ石(真鶴岬溶岩)について解説。

三ツ石には注連縄がみられますが、採石されていた跡が残っていること。コンクリートの構造物が見られることから昔から神聖な場所として保存されていたわけではないことがわかりました。現在の三ツ石の形は自然にできたものではなく、時代を経てさまざまな人びとの手が加わっててできたものでした。

幻の「ハマグルマ」発見!!!!
詳しくは次回ブログにて!こうご期待!
<三ツ石海岸にて>
穿孔痕 カモメ貝がしっかり入っている様子がみられました。


ウメボシイソギンチャク
まるで本物の梅干しのようです。可愛い❤

<三ツ石海岸からケープ真鶴までの遊歩道にて>
崖が少し崩れたように白色っぽく見えるところで、
真鶴軽石層の様子を観察できました。

<ケープ真鶴・与謝野晶子歌碑にて>
歌碑の台座に穿孔痕がいくつか見られました。こんなところにも!
皆さん今度是非確認してみてください。

「真鶴半島の地形・地質と穿孔貝をたずねて」に参加して
生命の星・地球博物館笠間学芸員から、地学団体研究会主催の観察会にお誘い頂き、地元真鶴から貝サポメンバー4名が参加しました。
他の参加者は遠方からも訪れており、最高齢は80才、子どもも含む28名で岬を巡り、新たな視点で真鶴の素晴らしさを感じることができました。
地質・地形から地球の歴史や人々の営みを知ることができ、驚き・感動・興奮の一日となりました。
講師の先生方、研究会スタッフの皆さんには大変お世話になりました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
(刀称由美子)
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2015年6月21日(日)10:00~15:30
ケープ真鶴→番場浦→三ツ石海岸→ケープ真鶴→遠藤貝類博物館
講師:埼玉県立 浦和工業高等学校 千代田厚史先生
神奈川県立 生命の星・地球博物館 笠間友博学芸員
メンバーの感想:
穿孔貝という言葉は初めてで、いったいどんな貝なんだろう?と…参加してビックリ!
久々の感動を味わいました。穿孔痕・ポットホール・ノッチ・海岸の様子も新しい発見です。
真鶴で想いのほかロマンチックな気分に!
一足先に戻りましたがもっとお話しを聞きたかったです。
後日、真鶴図書館に寄贈された千代田先生の本を拝読させていただきました。
(貝サポ 柴山良江)
普段は気にせず歩いている場所ですが、先生方の説明を聞くことで、今の景観には意味があることを知り、理解できたことで面白みや興味もわいてきました。
「そうなんだ!そうだったんだ!!」と理解が深まり、仕事では使わない知識を教えて頂くことで、正に「学者!!??」になった気分です(笑)。
天候には恵まれませんでしたが、できることならもっと時間をかけて散策できたら、もっともっと、私の知らないことをお聞きできたのではないかと、とても残念でした。
また、9才になる子どもも一緒に参加しましたが、子ども達が楽しめる様に釣りや顕微鏡も準備して頂いて、とても良かったと思います。
残念ながら、釣りでは坊主でしたが(悲)。機会がありましたら、また参加したく思います。
先生方、準備されたスタッフの皆さま、ありがとうございました。(貝サポ 刀称準)
カモメ貝やイシマテ貝の穿孔貝の石の中で暮らす不思議な力に貝って面白いなと思いました。
自然のパワーで岩や石まで削って形を変えさせてしまうので、すごい!!です。
真鶴の溶岩のことは、勉強しましたが、真鶴軽石層は今日初めて聞いたのでもっと詳しく勉強したいです。 (貝サポ・子ども探検隊 刀称秀篤)
<ケープ真鶴にて>
出発前に穿孔貝・箱根火山・真鶴溶岩や一日の行程の説明。

<番場浦海岸にて>
岩の下部が波と石に削り取られえぐれている
ノッチ

イシマテ貝による穿孔痕

採石場跡


ポットホール

ポットホールの周りにもイシマテ貝の穿孔痕が多く見られました。
大きな穴の中に石が入っている様子がわかります。


<潮騒遊歩道にて>
笠間学芸員より真鶴溶岩の節理の様子・三ツ石(真鶴岬溶岩)について解説。

三ツ石には注連縄がみられますが、採石されていた跡が残っていること。コンクリートの構造物が見られることから昔から神聖な場所として保存されていたわけではないことがわかりました。現在の三ツ石の形は自然にできたものではなく、時代を経てさまざまな人びとの手が加わっててできたものでした。

幻の「ハマグルマ」発見!!!!
詳しくは次回ブログにて!こうご期待!
<三ツ石海岸にて>
穿孔痕 カモメ貝がしっかり入っている様子がみられました。


ウメボシイソギンチャク
まるで本物の梅干しのようです。可愛い❤

<三ツ石海岸からケープ真鶴までの遊歩道にて>
崖が少し崩れたように白色っぽく見えるところで、
真鶴軽石層の様子を観察できました。

<ケープ真鶴・与謝野晶子歌碑にて>
歌碑の台座に穿孔痕がいくつか見られました。こんなところにも!
皆さん今度是非確認してみてください。

