1/24 きのこの標本作り (第4回)
- 2015/01/25
- 23:58
<貝サポ 子ども探検隊>
2014年12月13日採集、2015年1月24日 標本作製、収蔵。
新しい年が明け、1月24日(土)今年度最後の冬のきのこ調査(第4回)で採集したきのこの標本作りを神奈川県立生命の星・地球博物館にて行いました。
前3回分と比べると採集されたきのこの数も少なく、また作業手順に慣れてきたこともあり、あっという間に終わりました。(神奈川新聞社の取材がありました)
子ども6名(+兄弟関係2名)、大人6名、講師(学芸員)1名、生命の星・地球博物館菌類ボランティア5名、貝博サポーターズ4名
計24名参加
[採集作業の流れ]
きのこ採集(紙袋に保存)
整理・仮同定・ラベル作成
乾燥(その日の内に)
[標本作製の手順]
データベース入力
データをプリント
標本と照合
チャック付ビニール袋に標本番号を記載
スタッフが再度照合・確認
標本を入れて密封
ラベルの裏に記載された採集者名とデータの採集者名を照合・確認
データをプリントした紙を折り、標本、ラベルを包む(三つ折り)
収蔵用コンテナに順番ごと並べる
収蔵庫の棚に収める
①標本は採集時の紙袋のまま乾燥、必要情報がデータベースに入力され、その内容がプリントされた紙と標本を照合する。
②毎回作業の確認をします。これは当たり前なようで、とても大事なことですね。

③前回と同様の手順で番号を照合する。間違えないように真剣に取り組む子どもたち。

④標本を入れる透明の袋に標本番号・採集日を丁寧に間違いのないように書き写す。

⑤標本をラベルで包み三つ折にする。

⑥標本番号順に並べ完成。標本は博物館の収蔵庫に保管されました。

⑦今年度4回のきのこ調査で採集時にスケッチしてきたものが折原学芸員より返却されました。

⑧標本室から場所を移動し、今年度の反省会を兼ねて、きのこ料理を堪能しました。
貝サポの皆さん、お料理を提供してくださったお母さん方、どうもありがとうございました。お
料理をいただく前にも食用として市場で売られているきのこについて学びました。

⑨美味しかったきのこ料理




⑩昼食後、折原学芸員より今年度きのこ調査のまとめの発表がありました。
真剣な様子で話を聞く子どもたち。「菌類の生き方―3つのパターンは?」先生の質問に
1.寄生 2.腐生 3.共生と、どんどん答えられました。
また、来年度、南郷山(湯河原町)のマツ林で菌類の比較調査をし、真鶴のお林と生態系を比較することでお林のマツにはなぜきのこが少なかったのか、データを積み重ね科学的な証拠を示していこうということに決まりました。

⑪標本室へ戻り1年間を振り返り感想・反省を一人ひとりが述べました。
最後に今年度のメンバーと集合写真をとりました。

(まとめ)
・4回の調査で採集された標本数:155標本(変形菌を除く)
春29種、夏45種、秋62種、冬19種
・確認された種の合計:129種(変形菌を除く)
・樹木との共生菌(菌根菌)
スダジイ菌根菌:24種
クロマツ・アカマツ菌根菌:2種
マツには通常、様々な菌根菌が共生しているがお林のマツで菌根菌がとても少なかったのはなぜだろう?
→来年度比較調査をしていこう。
2014年12月13日採集、2015年1月24日 標本作製、収蔵。
新しい年が明け、1月24日(土)今年度最後の冬のきのこ調査(第4回)で採集したきのこの標本作りを神奈川県立生命の星・地球博物館にて行いました。
前3回分と比べると採集されたきのこの数も少なく、また作業手順に慣れてきたこともあり、あっという間に終わりました。(神奈川新聞社の取材がありました)
子ども6名(+兄弟関係2名)、大人6名、講師(学芸員)1名、生命の星・地球博物館菌類ボランティア5名、貝博サポーターズ4名
計24名参加
[採集作業の流れ]
きのこ採集(紙袋に保存)
整理・仮同定・ラベル作成
乾燥(その日の内に)
[標本作製の手順]
データベース入力
データをプリント
標本と照合
チャック付ビニール袋に標本番号を記載
スタッフが再度照合・確認
標本を入れて密封
ラベルの裏に記載された採集者名とデータの採集者名を照合・確認
データをプリントした紙を折り、標本、ラベルを包む(三つ折り)
収蔵用コンテナに順番ごと並べる
収蔵庫の棚に収める
①標本は採集時の紙袋のまま乾燥、必要情報がデータベースに入力され、その内容がプリントされた紙と標本を照合する。
②毎回作業の確認をします。これは当たり前なようで、とても大事なことですね。

③前回と同様の手順で番号を照合する。間違えないように真剣に取り組む子どもたち。

④標本を入れる透明の袋に標本番号・採集日を丁寧に間違いのないように書き写す。

⑤標本をラベルで包み三つ折にする。

⑥標本番号順に並べ完成。標本は博物館の収蔵庫に保管されました。

⑦今年度4回のきのこ調査で採集時にスケッチしてきたものが折原学芸員より返却されました。

⑧標本室から場所を移動し、今年度の反省会を兼ねて、きのこ料理を堪能しました。
貝サポの皆さん、お料理を提供してくださったお母さん方、どうもありがとうございました。お
料理をいただく前にも食用として市場で売られているきのこについて学びました。

⑨美味しかったきのこ料理




⑩昼食後、折原学芸員より今年度きのこ調査のまとめの発表がありました。
真剣な様子で話を聞く子どもたち。「菌類の生き方―3つのパターンは?」先生の質問に
1.寄生 2.腐生 3.共生と、どんどん答えられました。
また、来年度、南郷山(湯河原町)のマツ林で菌類の比較調査をし、真鶴のお林と生態系を比較することでお林のマツにはなぜきのこが少なかったのか、データを積み重ね科学的な証拠を示していこうということに決まりました。

⑪標本室へ戻り1年間を振り返り感想・反省を一人ひとりが述べました。
最後に今年度のメンバーと集合写真をとりました。

(まとめ)
・4回の調査で採集された標本数:155標本(変形菌を除く)
春29種、夏45種、秋62種、冬19種
・確認された種の合計:129種(変形菌を除く)
・樹木との共生菌(菌根菌)
スダジイ菌根菌:24種
クロマツ・アカマツ菌根菌:2種
マツには通常、様々な菌根菌が共生しているがお林のマツで菌根菌がとても少なかったのはなぜだろう?
→来年度比較調査をしていこう。