7/21 お林きのこ調査(第2回)
- 2014/08/19
- 00:36
<貝サポ 子ども探検隊>
2014年7月21日、真鶴子ども探検隊「真鶴お林きのこ調査」の第2回目です。
子ども6名、大人3名、講師1名、特別参加の学芸員1名、生命の星・地球博物館菌類ボランティア1名、
講師助手1名、貝博サポーターズ3名
9:10 集合、準備
10:00 博物館出発、採集開始
13:05 採集終了、博物館戻り(昼食)
13:55~15:00 整理、図鑑調べ、観察、スケッチ
1回目に続いて参加した子ども探検隊のメンバーは4名、新たに加わった2名も仲間の様子を
見ながら探し方を学んで、すぐに慣れていきました。
特筆すべきことは、まだ2回目というのに驚くべき成長が見られたことで、誰もが同感でした。
1回目は目についたものを片端から採集していた為、結果多くの重複があり、整理も手間がかかりました。
ところが今回は、「あっ、これはさっき誰かが見つけたから採らなくていい」と仲間の行動もよく見ており、
全体で標本にすべききのこを採れればよい、ということを理解していました。
探す目も磨きがかかり、葉っぱ上の小さなきのこも発見、探した痕は元に戻すなどルールも守れました。
ゆとりが持てたため、陸貝や昆虫にも目が向けられ、カエルの声も聴き留めることができました。
採集後は図鑑を見て比べる、観察してスケッチに記録するなど、暑い夏の一日掛かりの調査もかかわらず、
集中力が途切れることなく取り組んでいる姿は頼もしく、将来の研究者として楽しみな子どもたちです。
課題は「地図の見方」「自分の位置がわかる」こと。自然の中で行動する全てに必要な知識・技術です。
きのこ調査と併せ、少しずつ身に付けられるよう指導していきたいものです。
(中村)
①探す目が上達してきて、無駄な動きが少なくなった

②地面や倒木に目を凝らす折原先生、お目当ては何だろう?

③採集場所を地図に書き込む。「自分がどこにいるかわかる?」一番の難題!

④落葉の下を掻き分ける、菌根菌が見つかることがあるんだけど

⑤ちょっと難しいけれど、専門家の解説を聴く眼差しは真剣そのもの

⑥集合!第2回調査は15名の仲間たち

⑦イワタイゲキ観察でお世話になった大西学芸員も特別参加

⑧先生の横で図鑑の見方を覚える

⑨図鑑で仮同定をする

⑩採集だけでなく整理の作業にじっくり取り組む

⑪暑いけれど、集中力を持続しながら作業を進める

⑫採集物を観察することも大事、よく観てスケッチする

⑬ひだの様子をルーペで観察し、詳しく描く。集中力がスゴイ!

⑭真鶴子ども探検隊きのこ調査メンバーのきのこ談義

真鶴子ども探検隊では、地域の自然を学ぶ観察会や調査をしています。
イワタイゲキ観察会に続いて、真鶴半島にある、お林のきのこ調査をしました。
参加者の誰もがお林を何度も訪れていますが、木々を見ることはあっても、他の生きものがいることを、あまり気に掛けていませんでした。
ところが、「探す目」で歩いてみると、足元の木の葉の下にも、木の株にも、たくさんのきのこを発見して、驚き、そして感動しました。
採集したきのこは、標本として神奈川県立生命の星・地球博物館に保管され、真鶴の自然史を記録することになります。
本企画は、年内季節ごとに実施し、報告書としてまとめられる予定です。
(お林は県立真鶴半島自然公園になっており、許可を得て調査に入っています)
2014年7月21日、真鶴子ども探検隊「真鶴お林きのこ調査」の第2回目です。
子ども6名、大人3名、講師1名、特別参加の学芸員1名、生命の星・地球博物館菌類ボランティア1名、
講師助手1名、貝博サポーターズ3名
9:10 集合、準備
10:00 博物館出発、採集開始
13:05 採集終了、博物館戻り(昼食)
13:55~15:00 整理、図鑑調べ、観察、スケッチ
1回目に続いて参加した子ども探検隊のメンバーは4名、新たに加わった2名も仲間の様子を
見ながら探し方を学んで、すぐに慣れていきました。
特筆すべきことは、まだ2回目というのに驚くべき成長が見られたことで、誰もが同感でした。
1回目は目についたものを片端から採集していた為、結果多くの重複があり、整理も手間がかかりました。
ところが今回は、「あっ、これはさっき誰かが見つけたから採らなくていい」と仲間の行動もよく見ており、
全体で標本にすべききのこを採れればよい、ということを理解していました。
探す目も磨きがかかり、葉っぱ上の小さなきのこも発見、探した痕は元に戻すなどルールも守れました。
ゆとりが持てたため、陸貝や昆虫にも目が向けられ、カエルの声も聴き留めることができました。
採集後は図鑑を見て比べる、観察してスケッチに記録するなど、暑い夏の一日掛かりの調査もかかわらず、
集中力が途切れることなく取り組んでいる姿は頼もしく、将来の研究者として楽しみな子どもたちです。
課題は「地図の見方」「自分の位置がわかる」こと。自然の中で行動する全てに必要な知識・技術です。
きのこ調査と併せ、少しずつ身に付けられるよう指導していきたいものです。
(中村)
①探す目が上達してきて、無駄な動きが少なくなった

②地面や倒木に目を凝らす折原先生、お目当ては何だろう?

③採集場所を地図に書き込む。「自分がどこにいるかわかる?」一番の難題!

④落葉の下を掻き分ける、菌根菌が見つかることがあるんだけど

⑤ちょっと難しいけれど、専門家の解説を聴く眼差しは真剣そのもの

⑥集合!第2回調査は15名の仲間たち

⑦イワタイゲキ観察でお世話になった大西学芸員も特別参加

⑧先生の横で図鑑の見方を覚える

⑨図鑑で仮同定をする

⑩採集だけでなく整理の作業にじっくり取り組む

⑪暑いけれど、集中力を持続しながら作業を進める

⑫採集物を観察することも大事、よく観てスケッチする

⑬ひだの様子をルーペで観察し、詳しく描く。集中力がスゴイ!

⑭真鶴子ども探検隊きのこ調査メンバーのきのこ談義

真鶴子ども探検隊では、地域の自然を学ぶ観察会や調査をしています。
イワタイゲキ観察会に続いて、真鶴半島にある、お林のきのこ調査をしました。
参加者の誰もがお林を何度も訪れていますが、木々を見ることはあっても、他の生きものがいることを、あまり気に掛けていませんでした。
ところが、「探す目」で歩いてみると、足元の木の葉の下にも、木の株にも、たくさんのきのこを発見して、驚き、そして感動しました。
採集したきのこは、標本として神奈川県立生命の星・地球博物館に保管され、真鶴の自然史を記録することになります。
本企画は、年内季節ごとに実施し、報告書としてまとめられる予定です。
(お林は県立真鶴半島自然公園になっており、許可を得て調査に入っています)