第5回海岸・お林清掃&観察会の報告
- 2017/05/15
- 03:15
日 時:平成29年4月24日(月) 午前9:30~12:00
場 所:ケープ真鶴集合 三ツ石海岸~潮騒遊歩道~番場浦海岸~番場浦駐車場~ケープ真鶴
内 容:春の海岸植物観察と海の生き物観察 海岸清掃
参加者:貝サポ6名(学芸員1名・ディスカバーブルーメンバー2名を含む)
真鶴町観光ボランティアメンバー5名 合計 11名

朝方はまだ風の冷たさを感じる陽気ではありましたが、良く晴れ海岸でも風のない穏やかな天候の中での開催でした。今回は町の観光ボランティア有志の方々も参加いただき学習意欲の高いみなさんとの内容の充実した観察会を実施することが出来ました。

春の海岸では、テリハノイバラ・ハマダイコンやハマエンドウが花の盛りを迎え、白や紫の可愛い花がひときわ目立っていました。ハマヒルガオも咲き始め初夏の訪れを感じます。

歩道脇にはウラシマソウがその名の如く釣り糸状の付属体を花の先から長く伸ばし、海岸特有の植物ではない草花との出会いも楽しむことができるのは、真鶴半島の魅力ですね。
今回の観察会は、大潮の干潮時刻と重なり、海の生き物たちを観察することもできました。

春の海は海藻が豊富で生き物たちも活発に活動する季節。ちょっと潮だまりを覗いただけで、すぐにアメフラシを何匹もみつけることができました。アメフラシだけでも、アメフラシ・アマクサアメフラシ・ミドリアメフラシと3種が見つかり、ウミソウメンと呼ばれる黄色のそうめんの塊のように見えるアメフラシのたまごも観察できました。そして、な・な・なんと体の色は白く触角が赤いオトメウミウシも見ることができました!!去年の夏にはアオウミウシも見つかっていましたよ。

そのほかヤドカリの仲間のカニダマシや岩陰にはイボイワオオギガニ。ヤツデヒトデやトウメクモヒトデ。ウメボシイソギンチャクやケヤリムシなどなど、良く知っているものから初めて見るものまで、本当にたくさんの種類の海の生き物たちと出会えて、一日中観察していたいぐらいでした。三ツ石まで行く観察会も出来たら楽しいだろうな~と、現在企画中です。
これから海のシーズンがとても楽しみです。ただし、観察後に生き物たちを海に戻すこというルールをみんなで忘れずに守っていきたいですね。

海岸でのゴミはほとんど目立ちませんでしたが、バーベキューをした形跡の周りにはごみが散乱していました。県立公園内、バーベキューは禁止されています。みんなが楽しく気持ちよく過ごせる海岸にするための活動も町行政と連携して考え進めていく必要がありそうです。

<参加いただいた観光ボランティアさんからのコメントです。>
*植物は不得意でしたがハナダイコンとハマダイコンの違いが分かり、植物にも関心を持てるようになりました。
*ハマエンドウの紫色の花を初めて見ることができ、ハマダイコンと一緒に咲いているところも見られてとても綺麗でした。
*翌日、早速友人を三ツ石海岸に案内し、教えていただいた植物のお話しをして喜んでいただきました。
*季節ごとに咲いている花が違うとのことでしたので、季節を変えてまた花の観察に出掛けたいと思いました。
来月の海岸・お林観察会と清掃は、町で開催する海岸清掃(5月27日土曜日)にみなさんで参加しましょう。
2年間子どもたちと実施した真鶴半島菌類相比較調査報告会や、野外活動時の危機管理講習会を企画しています。
詳細は日程等決まり次第ご連絡いたします。
貝サポの皆さまはもちろんどなたでもご参加いただけますのでお気軽にお問合せください。
連絡先:090-7914-5380 刀称まで
場 所:ケープ真鶴集合 三ツ石海岸~潮騒遊歩道~番場浦海岸~番場浦駐車場~ケープ真鶴
内 容:春の海岸植物観察と海の生き物観察 海岸清掃
参加者:貝サポ6名(学芸員1名・ディスカバーブルーメンバー2名を含む)
真鶴町観光ボランティアメンバー5名 合計 11名

朝方はまだ風の冷たさを感じる陽気ではありましたが、良く晴れ海岸でも風のない穏やかな天候の中での開催でした。今回は町の観光ボランティア有志の方々も参加いただき学習意欲の高いみなさんとの内容の充実した観察会を実施することが出来ました。

春の海岸では、テリハノイバラ・ハマダイコンやハマエンドウが花の盛りを迎え、白や紫の可愛い花がひときわ目立っていました。ハマヒルガオも咲き始め初夏の訪れを感じます。

歩道脇にはウラシマソウがその名の如く釣り糸状の付属体を花の先から長く伸ばし、海岸特有の植物ではない草花との出会いも楽しむことができるのは、真鶴半島の魅力ですね。
今回の観察会は、大潮の干潮時刻と重なり、海の生き物たちを観察することもできました。

春の海は海藻が豊富で生き物たちも活発に活動する季節。ちょっと潮だまりを覗いただけで、すぐにアメフラシを何匹もみつけることができました。アメフラシだけでも、アメフラシ・アマクサアメフラシ・ミドリアメフラシと3種が見つかり、ウミソウメンと呼ばれる黄色のそうめんの塊のように見えるアメフラシのたまごも観察できました。そして、な・な・なんと体の色は白く触角が赤いオトメウミウシも見ることができました!!去年の夏にはアオウミウシも見つかっていましたよ。

そのほかヤドカリの仲間のカニダマシや岩陰にはイボイワオオギガニ。ヤツデヒトデやトウメクモヒトデ。ウメボシイソギンチャクやケヤリムシなどなど、良く知っているものから初めて見るものまで、本当にたくさんの種類の海の生き物たちと出会えて、一日中観察していたいぐらいでした。三ツ石まで行く観察会も出来たら楽しいだろうな~と、現在企画中です。
これから海のシーズンがとても楽しみです。ただし、観察後に生き物たちを海に戻すこというルールをみんなで忘れずに守っていきたいですね。

海岸でのゴミはほとんど目立ちませんでしたが、バーベキューをした形跡の周りにはごみが散乱していました。県立公園内、バーベキューは禁止されています。みんなが楽しく気持ちよく過ごせる海岸にするための活動も町行政と連携して考え進めていく必要がありそうです。

<参加いただいた観光ボランティアさんからのコメントです。>
*植物は不得意でしたがハナダイコンとハマダイコンの違いが分かり、植物にも関心を持てるようになりました。
*ハマエンドウの紫色の花を初めて見ることができ、ハマダイコンと一緒に咲いているところも見られてとても綺麗でした。
*翌日、早速友人を三ツ石海岸に案内し、教えていただいた植物のお話しをして喜んでいただきました。
*季節ごとに咲いている花が違うとのことでしたので、季節を変えてまた花の観察に出掛けたいと思いました。
来月の海岸・お林観察会と清掃は、町で開催する海岸清掃(5月27日土曜日)にみなさんで参加しましょう。
2年間子どもたちと実施した真鶴半島菌類相比較調査報告会や、野外活動時の危機管理講習会を企画しています。
詳細は日程等決まり次第ご連絡いたします。
貝サポの皆さまはもちろんどなたでもご参加いただけますのでお気軽にお問合せください。
連絡先:090-7914-5380 刀称まで