寒い雪の日、真鶴の海では「蒸気霧」現象が
- 2016/11/26
- 20:57
海辺の散策人です。
11月24日朝、都心で観測史上54年ぶりに初の積雪という日。
真鶴では、標高の高い山辺は一面の雪景色だったようですが、海岸近くは霙(みぞれ)混じりで積もりませんでした。
そして海に目を向けると珍しい光景が!

海面から霧が立ち昇っていて、思わずスマホでパシャパシャ。
調べてみると、「蒸気霧」という現象のようでした。

海水温が高くて水面の(暖かい湿った)空気が、冷たい空気に冷やされて発生する(wikipedia)。
生命の星・地球博物館の地学担当学芸員に確認してみました。
今回のものは、水温が高かったので、霧の高さがいつになく高かったようです。
雪の日は出やすいのですが、冬の晴天時にも早朝発生します。
真鶴では冷気が海に流れ込む谷があまりないので、珍しい現象だと思います。
西湘の海岸では、冷え込んだ冬の朝、河口から沖に向かって発生することがよくあります。朝日に当たるときれいです。
見慣れた景色の中にも、注意を向けて観てみると、興味深い自然の現象に気づくことができて、ちょっと感動です。
11月24日朝、都心で観測史上54年ぶりに初の積雪という日。
真鶴では、標高の高い山辺は一面の雪景色だったようですが、海岸近くは霙(みぞれ)混じりで積もりませんでした。
そして海に目を向けると珍しい光景が!

海面から霧が立ち昇っていて、思わずスマホでパシャパシャ。
調べてみると、「蒸気霧」という現象のようでした。

海水温が高くて水面の(暖かい湿った)空気が、冷たい空気に冷やされて発生する(wikipedia)。
生命の星・地球博物館の地学担当学芸員に確認してみました。
今回のものは、水温が高かったので、霧の高さがいつになく高かったようです。
雪の日は出やすいのですが、冬の晴天時にも早朝発生します。
真鶴では冷気が海に流れ込む谷があまりないので、珍しい現象だと思います。
西湘の海岸では、冷え込んだ冬の朝、河口から沖に向かって発生することがよくあります。朝日に当たるときれいです。
見慣れた景色の中にも、注意を向けて観てみると、興味深い自然の現象に気づくことができて、ちょっと感動です。